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ごあいさつ

皆さんこんにちは!

瑞江大橋こども診療所のウェブサイトへようこそお越しくださいました。

院長の岡本 曉(おかもとあきら)です。

瑞江大橋こども診療所は平成8年5月1日にマスコットキャラの「みずえちゃん」を看板娘として開院以来、「こどもの暮らしを見つめる小児科」を掲げて、ご家族と一緒にお子さんの健康を見守ってきました。

お子さんたちからは「みずえちゃんの病院」とか「みずえちゃんのお医者さん」と呼ばれて親しんでいただくようになり、いまだに私の名前を知らないお子さんもいらっしゃいます。(みずえちゃんにちょっとヤキモチ)

瑞江大橋こども診療所(皆さんには「こども診療所」と呼んでいただいております)が目指す「こどもの暮らしを見つめる小児科」というのはどんなものなのかということはのちほどご紹介させていただくことにして、ここではまず、自己紹介をさせていただきます。

私の経歴

1973年に東大医学部を卒業し、ただちに東大病院小児科に入局いたしました。約1年間の研修の後、1974年に青梅市立総合病院小児科で小児科医としての第一歩を踏み出しました。

1977年に東京大学医学部小児科学教室助手(現在は助教と呼ばれています)として東大病院に戻り、一般診療の他、主に循環器疾患の診療と研究に従事し、一応循環器病(心臓病)の専門家と呼ばれるようにはなりましたが、権威というものになじまない性格なのか、東大病院の居心地がだんだん悪くなってきました。

1981年からは東大病院を離れ、田無第一病院(1981〜1984)、府中恵仁会病院(1984〜1988)、愛育病院(1988〜2004)、まつしま産婦人科小児科病院(現まつしま病院)(2004〜2006)の小児科部長として、身近なお子さんたちの病気の診療に従事しました。

病院の近所にお住まいの身近なお子さんたちは、治療を初めても具合がよくならなければ毎日でも通院なさっておいでになります。また、乳幼児健診や予防接種も小児科医の大切な仕事になってきます。

このような環境の中で、病気のお子さんの治療をするだけでなく、お子さんの日々の暮らしを見つめる小児科(専門的には社会小児科学といいます)が、自分に一番向いているということに気づきました。

健康な子が健康に育つよう、若いご両親が楽しく育児ができるような環境を作り、そして、病気の時も含めて成長の過程でお子さんが出会う様々な経験を、お子さんと一緒に、そしてご家族と一緒に分かち合っていくことを自分のライフワークにしようと決めたのです。

当時はそのような小児科医が少なかったために、マスコミからも注目され、テレビ出演や講演の依頼、育児雑誌での連載や、育児書の出版など、頼まれるままに対応していましたが、そのうちに、初心である「身近なお子さんたちの日々の暮らしを見つめる」という視点を忘れかけていることに気づきました。

マスコミを通して不特定多数の人たちに呼びかけることも重要かもしれませんが、やはり自分には身近なお子さんたちと直接接することが不可欠だと再認識し、マスコミとのおつきあいをきっぱりとやめて、2006年5月に一之江駅近くの現在地で「瑞江大橋こども診療所」を開院いたしました。

また、愛育病院勤務中だった頃、ふとしたきっかけで参加するようになった国際協力の仕事を通して、インドネシアとベトナムの母子保健やヘルスプロモーションという国際的健康戦略に深く関わるようになり、おかげで国際的な視野も広げることができたと思っています。

これらの活動を通して得たことは、「あくまでも素人を中心とした健康作り」という発想です。「素人の日常」、それが「暮らし」というものでしょうから、「こどもの暮らしを見つめる小児科」を目指す私に大きな知恵と力を与えてくれました。

自己紹介がすんだところで、「こどもの暮らしを見つめる小児科」についてはこちらをクリックしてご覧ください。

また、瑞江大橋こども診療所のスタッフから見た院長像はこちらをクリックしてご覧ください。

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