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MR II 期(麻しん風しん混合)の接種票

  • 2006年9月11日

8月の末から今月に入って、来年の春小学校に入学する予定のお子さんのいらっしゃるご家庭に「MR II 期(麻しん風しん混合)」と記載された予防接種票が区から郵送されてきていると思います。予想もしなかった予防接種票の到着にびっくりなさってお問い合わせになる方が増えていますので、ホームページ上でもご説明しようと思います。

今年の4月から、今まで麻しん(はしか)と風しんのワクチンを別々にそれぞれ1回ずつ接種していたものが、MR(麻しん風しん混合)ワクチンを使用して、1〜2歳の間に1回(MR I 期)と小学校入学前の1年間にもう1回(MR II 期)、合わせて2回接種することになりました。当初MR II 期は、新しい制度でMR I 期の接種を受けたお子さんが小学校に入る頃から(つまり4〜5年先)正式に公費による接種にする予定でした。しかし、急な制度の変更によって麻しんと風しんの予防接種を受けられないお子さんが多数できてしまったために、江戸川区が独自に救済措置を講じたのです。これはすでにトピックスに掲載してあります。(2歳以上のお子さんの麻疹(はしか)・風疹予防接種 −江戸川区独自の経過措置−:2005年6月22日)

そのときに江戸川区では、MR II 期の公費による接種を今年から繰り上げ実施してしまうことにしました。そのために来年小学校に入るお子さんについては、健康サポートセンターでの接種票交付ではなく、自宅への接種票の郵送という形をとることになったのです。ですから、救済措置ではあるけれど実質的には新しい接種制度での2回目の接種だということをしっかり理解していただきたいと思います。

「うちの子麻しんも風しんも小さいときに予防接種は済んでるんですけど???」

お問い合わせの中で一番多いのがこのような疑問です。確かに該当するお子さんが麻しん風しんの予防接種を受けたときにはそれぞれ1回ずつの接種でした。でも、今年から制度が変わって2回接種になった、そして今が2回目接種のときなのだとお考えください。ですから、小さいときに麻しん風しんの予防接種を受けたお子さんも受けていないお子さんも全員が接種の対象になっているのです。新しい接種制度ではMR II 期は麻しん風しん混合ワクチンを使用して、小学校入学までに接種することと定められています。ですから接種票には使用期限として「平成19年3月31日」と記載されているはずです。期限まではまだ半年以上ありますから慌てる必要はありませんが、接種票を受け取ったら必ず全員平成19年3月31日までに接種を受けてください。

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