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BCG:23区共通に・・・古い接種票は?

  • 2016年4月8日

結核予防のため定期接種として行われているBCGの接種は、今年の4月から東京23区では共通の接種票が発行され、どの区に住んでいても23区内のどの医療機関でも接種を受けられるようになりました。

あくまでも23区内で、市町村では使えません。

江戸川区ではBCG接種を行う医療機関は事前の講習を受けることになっています。他の区ではどうなっているかわかりませんが、もし他の区で接種を受ける場合には(江戸川区内でも)、前もってBCG接種を行っているかどうか確認なさることをお勧めします。

こども診療所ではもちろん接種を行っています。

江戸川区発行の古い接種票をすでにお持ちで、何らかの理由で実際の接種が4月以降になった場合、古い接種票で他の区での接種を受けることは可能だそうです。

しかし、実際に接種を行う医療機関がそのことを理解していないと窓口で追い返されてしまう可能性もあります。

古い接種票をお持ちでまだBCG野接種を受けていらっしゃらない方は、事前に健康サポートセンターで、23区共通の新しい接種票に交換なさることをお勧めいたします。

MR2期の接種は3月31日までに

  • 2016年3月11日

4月から小学校に入学なさるお子さんのMR2期の予防接種は3月31日が期限です。

「小学校入学前に」ということから、入学式の前日まで接種票が使えると思っていらっしゃる方がおられますが、入学式はあくまでも学校の行事で、手続き上お子さんは4月1日から小学校1年生になってしまいます。

接種票にも有効期限が3月31日までと明記されているはずです。

まだ接種が済んでいないお子さんは急いで接種を受けるようにして下さい。

BCG:4月から23区共通に

  • 2016年3月2日

結核予防のため定期接種として行われているBCGの接種は、現在江戸川区に住んでいる方には江戸川区発行の接種票が送られてきて、その接種票は江戸川区内の医療機関でのみ有効でした。

今年の4月から東京23区では共通の接種票が発行され、どの区に住んでいても23区内のどの医療機関でも接種を受けられるようになります。

あくまでも23区内で、市町村では使えません。

江戸川区ではBCG接種を行う医療機関は事前の講習を受けることになっています。他の区ではどうなっているかわかりませんが、もし他の区で接種を受ける場合には(江戸川区内でも)、前もってBCG接種を行っているかどうか確認なさることをお勧めします。

こども診療所ではもちろん接種を行っています。

江戸川区発行の接種票をすでにお持ちで、何らかの理由で実際の接種が4月以降になった場合、現在の接種票が他の区でも使えるかどうか現在確認中です。区の保健部から回答があり次第、このページに掲載いたします。

今年のノロは軽いけど長生き

  • 2015年12月31日

いよいよ2015年も今日でおしまいです。1年間こども診療所ホームページのご愛読ありがとうございました。

幸いインフルエンザはほとんど流行らしい流行を見せませんでした。その理由はノロウイルスによると思われる感染性胃腸炎の流行がいつもの年よりも延々と長引いているためと考えられます。

いつもの年はノロは11月末から12月始めにかけて流行のピークがあります。感染力も強く大流行となります。今年も確かに感染性胃腸炎は大きな流行を見せましたが、例年ほど感染力も強くなくまた症状も軽いのが特徴です。何よりも大きな特徴は、流行がだらだらと続いているという点です。

例年ですと感染性胃腸炎の大流行はとっくに終わっていますから、今頃はインフルエンザシーズンが始まり、学級閉鎖のニュースで賑わっている頃です。

この順番はずっと以前から続いていて、「ノロが終わればインフル」というのが我々小児科医にとってのほぼ常識でした。今年はノロの流行がまだ終わっていませんから、インフルはずっと下火のままです。

今年の秋頃、新型ノロウイルスといってメディアが大騒ぎをしました。新型インフルエンザの時のように、新型ノロウイルスに対する免疫を持っている人が少ないから大々的な流行になると騒ぎ立てたのです。

確かに今はやっているのは新型のノロウイルスだとは思います。でも、先に申しましたように、感染力もそれほど強くなく、また症状も軽いので、マスコミが騒いだほどの流行にはなっていません。

特に症状については、こども診療所でノロウイルスと診断したお子さんで、脱水が懸念されたお子さんは一人もいませんでした。吐く回数もいつもの年より少なくグタ〜ッとなってしまうようなこともほとんどありませんでした。

マスコミの喧伝は空騒ぎに終わった感(軽い)がありますが、流行がいつまでも続いている(長生き)というのも今年のノロの特徴です。

こども達は冬休みに入り、教室のような場所に大勢のこども達が集まる機会がずっと減りましたから、ノロの流行もそろそろ終わるのではないかと思われますが、そうすると次にはインフルエンザが待機しています。

三学期にはインフルエンザの遅ればせの流行が始まることが予想されます。こども診療所での予防接種は終了しましたが、マスク・うがい・手洗いなどのインフルエンザ予防対策に十分気を遣って三学期をお迎えください。

今シーズン初の学級閉鎖(江戸川区)

  • 2015年11月6日

江戸川区で今シーズン初となるインフルエンザによる学級閉鎖が出ました。

小岩地区にある小学校で、3つの学年の合計6クラスが、昨日11月5日と今日11月6日の2日間閉鎖されました。

全校生徒約400人の内約60人が欠席し、その中の45人ぐらいがインフルエンザの診断を受けているとのことです。

この何年か、インフルエンザの流行が早まる傾向があります。

予防接種をお考えの方はなるべく早くスタートするようにしてください。

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