- 2009年5月17日
Hibワクチンは何を予防するの?
Hibワクチンというのはインフルエンザ菌という細菌胃するワクチンです。毎年冬にはやるインフルエンザを予防するワクチンではありません。
インフルエンザ菌というのは種類が多く、b型以外のインフルエンザ菌は普通の風邪をひいたお子さんののどから検出されることもありますし、時には全 く健康なお子さんののどで見つかることもあります。しかし、インフルエンザ菌b型(Hib)に感染して、この細菌が髄液の中に侵入してしまうと極めて重症 の細菌性髄膜炎を引き起こしてしまいます。
Hibワクチンは、このインフルエンザ菌b型(Hib)に感染しないようにする、つまりインフルエンザ菌b型(Hib)による細菌性髄膜炎を予防するワクチンです。